MOS資格は意味ないと思っている方!資格の内容や検定の評判を解説します

リスキリング時代のいま、クラウドサービスやITツールを利用する会社が増えています。特にマイクロソフトオフィス(Microsoft 365)を活用している会社は多いですよね。むしろ導入していない会社のほうが少ないのでは?と思うくらいにどの会社にも入っています。

一方で、ExcelやPowerPointなど、高度なスキルを求められるケースにおいては、まだまだ技術力に差がありますよね。今回は、そのスキルセットを明らかにするための資格であるMOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)について、ご紹介していきます。

目次

MOS紹介の前に!誰もが登録すべき資格や教育スクール2選

まず、MOSだけではなく、いろいろな資格検定や教育講座に興味を持っている方は多いと思います。

最もおすすめの資格や教育スクールは下記の2つです。

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上記2つがすべての年代や目的に応じた資格教育講座・学校となりますが、今回はMOSの資格に特化してご紹介します。

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)の資格・検定とは?

MOSとは、マイクロソフト社が主催する、エクセルやワードなどのマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明できる資格認定制度です。多くの国で実施されている世界共通の資格試験なので、海外でのお仕事を検討している方にも有効な資格になります。

日本国内でも累計受験者数は400万人以上となっており、企業研修での活用や、学校における授業・課外講座としても利用されています。

一般・上級レベル受験者の年代別の割合を見てみても、幅広い年齢層の方々が受験しています(公式サイト参考)。若い世代だけではなく、リスキリング時代のいま、改めて学び直しが必要な40代50代の方々も受験する価値がありそうです。

MOS資格を取得する6つのメリット

公式サイトでは、以下の6つがあげられています。

①パソコンスキルを客観的に証明

「Excelが使える、Wordが使える」などといった目に見えないスキルを客観的に証明。資格はMicrosoft Officeのバージョンごとに取得できます

②対策学習が実務力に直結

実際のアプリケーションソフトをコンピュータ上で操作する実技試験なので、資格取得だけではなく、対策学習によってパソコンを使う実務力がつけられます

③業務や作業効率が向上

さまざまな機能を効果的に使いこなすスキルが身につくため、職場でのパソコンを使った業務や作業の効率化が図れます。

④就職・転職時の実力アピールに

社会人に必須の資格のため、就職・転職時をはじめ、社内でのパソコンスキルのアピールに効果的です。また、多数の企業で社員教育として導入されています。

⑤取得結果をスピーディーに活用

「合否」の結果は、受験後すぐに判定。取得したその日から履歴書に記載して、就職・転職活動に活かせます。

⑥世界で通じる国際資格

世界的に行われている資格試験。世界共通の「合格認定証」や「デジタル認定証」により、認定されたスキルは世界で通用します

MOSを活用している企業も多く存在し、会社全体の生産性向上にも貢献できるでしょう。

MOS資格の試験内容や種類は?

MOSの試験は、試験科目(Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlook)ごとに受験が可能です。必要なもののみ受験することをおすすめします。また、ワードとエクセルに関しては、レベル別に「一般レベル」と「上級レベル」にわかれています。

試験科目一般レベル上級レベル
(エキスパート)
Word(ワード)文字サイズやフォントの変更、表の作成・編集、作成した文書の印刷など、Wordでの基本的な編集機能を理解している方スタイル機能や目次・索引作成などの長文機能、他のアプリケーションソフトからのデータ取り込みなど、Wordでの高度な機能を理解している方
Excel(エクセル)数式や基本的な関数の作成、セルの書式設定、グラフ作成など、Excelでの基本的な操作を理解している方ピボットテーブルなどのデータ分析、条件付き書式や入力規則の設定、マクロの作成・編集など、Excelでの高度な機能を理解している方

また、Microsoft 365のバージョンごとに試験が用意されています。2013バージョン、2016バージョン、2019バージョンがありますので、ご自身が普段使用しているバージョンに近いものを選択しましょう。

MOSの資格保有者の転職状況は?実際に需要はあるの?

MOSの資格を持っている方は転職に有利なのでしょうか?

実際に、資格を持っていない方でもMicrosoft 365のツールを使うことが得意な方は多いので、保有しているだけで優位には働かないでしょう。一方で、各求人サイトでどれくらいMOSに関する転職情報が掲載されているのか、いくつか見ていきましょう。

求人ボックスでの「MOS」検索

求人ボックスで検索すると、「MOS」にヒットする求人は6,000件以上存在します(2023年2月時点)。

すべてがマイクロソフトオフィススペシャリストに関する内容がヒットしているわけではありませんが、MOSに関する求人は多くの企業が出しているようです。特に求人を見ていくと、資格手当について記載のある企業も存在し、MOSを取得していると手当が出る企業もあるようです。

indeed(インディード)での「MOS 取得者歓迎」検索

インディードで検索すると、「mos 取得者歓迎」にヒットする求人は5,000件以上存在します(2023年2月時点)。

MOSの資格取得者を歓迎している企業もあるようです。これらを踏まえると、MOS資格の取得は意味があり、転職活動において一部有利に働くケースもあるといえるでしょう。

MOS資格の評判・口コミ

次に、MOSに関する口コミを紹介します。

しぃ∞(学びーズ)

早いうちから取り組めばよかったと思っているので、この資格の存在を知っていて、仕事柄必要になるなら受けることをおすすめする。

liveshow(学びーズ)

確認問題や模擬試験プログラムでできないところはテキストに戻って、操作を確認、というのを繰り返しました。
受講中から、仕事の効率がとても上がりました。

いなばさん(学ビーズ)

MOSスペシャリストのワード、エクセル合格しました。
勉強して、感じた事は、まずは教科書をざっと!する。
その後は模擬試験を繰り返し、間違えた所をしていく。で大丈夫でした。

ikumaru2813(学びーズ)

私がこの資格を取ろうと思ったきっかけはある求人広告でした。今は娘の受験関連で忙しく無職なんですが、来春から仕事に就けるように今のうちにと思いました。

資格を取得することで、現職や転職に活用している方がいるようです。

まとめ

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の資格取得について解説しました。MOSに限らないですが、「資格が完全に意味をなさない」ということはないので、意味ないと思っている暇があればまずは行動しましょう。受験に関する本を購入したり、先に申し込みをして自らにプレッシャーをかけるのもありですね。

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